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    小学校高学年の家族旅行で美術館デビュー!親子でアートを楽しむ旅へ

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    高学年との旅行に美術館がオススメ

    いつもの家族旅行がマンネリ化してきたと感じるなら選択肢に美術館を加えてみませんか?

    特に小学高学年のお子さんは、幼児期と比べて知的好奇心がぐんと伸び、「なぜ?」「どうして?」と考える力が育ってくるころ。

    また、体力や集中力も向上し、長時間の鑑賞や移動も無理なく楽しめる時期です。

    教科書やテレビで見た「本物」の作品を間近で見る感動は、お子さんの感性を大きく揺さぶり、心に深く刻まれるでしょう。

    というのも私自信、小学校高学年の頃、家族旅行で横浜美術館を訪れ、シュルレアリスムの画家、マグリットの作品に強く心を揺さぶられた経験があります。

    当時の衝撃は今でも鮮明に覚えており、それがアートに興味を持つきっかけとなりました。

    もしかしたら、お子さんにとってのそんな「運命の出会い」が、美術館で待っているかもしれません。

    この記事では、美術館巡りが大好きで子育て中でもある筆者が、小学校高学年の子供と一緒に楽しめる美術館の選び方や、実際におすすめの美術館、近くの立ち寄りスポットも併せてご紹介します。

    目次

    美術館選びのヒント:高学年が楽しめる美術館を見つけよう!

    美術館デビューを成功させるには、お子さんの心に響く場所を選ぶのがポイントです。

    • 体験型・参加型要素があるか 見るだけでなく、触れる、作る、体感するといった要素がある美術館は、子供たちの好奇心を刺激し、より深くアートを楽しめます。
    • 教科書に出てくる「本物」が見られるか 有名作家の作品があることで、「あ、これ知ってる!」という喜びと感動が生まれ、アートへの興味がぐんと増します。
    • 美術館以外の楽しみと組み合わせやすいか 公園併設、美しい景観、街歩きなど、子供が飽きずに楽しめる要素が周辺にあると、旅行全体の満足度が上がります。
    • テーマが分かりやすいか 子供にも理解しやすい明確なコンセプトやテーマがある美術館を選ぶと、作品への導入がスムーズです。

    美術館を100倍楽しむ!高学年向け鑑賞のコツと準備

    せっかくの美術館デビュー、最大限に楽しむためのコツと準備をご紹介します。

    事前準備編

    期待感を高めよう!:テーマや作家を一緒に調べる: 訪れる美術館や、展示されている有名作家について、事前にWebサイトや図鑑で一緒に調べてみましょう。「この絵を描いた人ってどんな人だろう?」といった会話から、興味が深まります。

    美術館でのルールを確認: 作品に触れない、静かにすること、写真撮影の可否など、基本的なマナーを事前に伝えておくと安心です。

    当日編:無理なく、自由に楽しむ!

    「全部見なくてもOK」のマインド: 子供のペースを尊重し、興味が湧いた作品だけじっくり見る時間を大切にしましょう。無理に全てを見ようとすると、疲れてしまいます。

    休憩をこまめに取る: ミュージアムショップでグッズを探したり、カフェで一息ついたりする時間も大切なリフレッシュタイムです。

    感想をアウトプットする:絵を描く、メモを取る、写真を撮る(撮影可能な場所のみ)など、見たものを形に残す工夫をすると、記憶にも残りやすくなります。(必要以上に感想を求めるのはやめておきましょう。子どもが話したがっている時にはよく耳を傾けてあげてください)

    厳選!高学年が「行きたい!」と思える美術館3選

    小学校高学年との旅行で美術館デビューに特におすすめしたいのが、以下の3つの美術館です。

    それぞれ異なる魅力があり、お子さんの心に深く響く体験ができるでしょう。

    金沢21世紀美術館(石川県金沢市)

    • おすすめポイント: 有名なリアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」をはじめ、体感できる現代アートが豊富に揃っています。アートを「見る」だけでなく「体験する」ことで、子供たちは作品の一部となり、五感を刺激されながら新しい視点や発想に出会えます。建物自体も現代的で開放感があり、子供たちが飽きずに楽しめます。年の離れた赤ちゃんなどがいても託児所(有料)があるので、高学年のお子さんにじっくり付き添ってあげられるのも嬉しいポイントです。
    • こんな子に特におすすめ:
      • 体験型のアートに触れたい、体を動かして楽しみたいお子さん。
      • SNS映えするユニークな写真を撮りたいお子さん。
      • アートって堅苦しいものじゃないんだ!と発見したいお子さん。
    • 寄り道ポイント:ひがし茶屋街 江戸時代の面影を残す美しい街並みが続く、金沢を代表する観光地の一つです。タイムスリップしたかのような雰囲気は、子供たちの好奇心を刺激します。和菓子作り体験ができるお店もあるので、日本の伝統文化に触れる良い機会になるでしょう。

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    大塚国際美術館(徳島県鳴門市)

    • おすすめポイント: ここは、世界中の美術館が所蔵する名画を原寸大の陶板で忠実に再現した、世界で唯一の美術館です。レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ゴッホ、モネ、ピカソなど、美術の教科書に出てくる有名作家の作品を、なんと1,000点以上も一堂に鑑賞できます。海外旅行に行かなくても、美術の歴史を丸ごと学べるような壮大な体験は、子供たちの知的好奇心を最高に刺激します。
    • こんな子に特におすすめ:
      • 「教科書に載っている絵、全部見てみたい!」という探求心旺盛なお子さん。
      • 世界史や美術史に興味がある、知的な探求心があるお子さん。
      • とにかくたくさんの名画を一度に見て、比較したり発見したりしたいお子さん。
    • 寄り道ポイント:鳴門の渦潮(うずしお観潮船または渦の道)世界最大級の渦潮を間近で見られる迫力満点のスポットです。自然の壮大な力と、渦潮の迫力に圧倒される体験は、忘れられない思い出になります。渦潮の発生メカニズムについて考えるきっかけにもなり、理科への興味を深めることもできます。

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    諸橋近代美術館(福島県北塩原村)

    • おすすめポイント: チュッパチャップスのデザインでも有名なサルバドール・ダリの作品を間近で見られる、アジア有数のダリコレクション。ダリの描く奇妙で不思議な世界は、子供たちの自由な発想や想像力を大きくかき立てます。絵画や彫刻の多様な表現に触れ、アートってこんなに面白いんだ!と感じるはずです。
    • こんな子に特におすすめ:
      • ちょっと変わった絵や不思議な世界観に興味があるお子さん。
      • 想像力を膨らませて、自由な発想を楽しみたいお子さん。
      • 美術館を巡るのが好きで、ダリの世界観にどっぷり浸りたいお子さん。
    • 寄り道ポイント:五色沼湖沼群 見る時間や季節、光の当たり方で色が変わる神秘的な景色が魅力です。沼の色が変わる不思議さに科学的な興味を持ったり、自然の美しさに感動したりと、五感を刺激される体験になりますよ。

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    まとめ:美術館デビューは、家族の新しい共通の趣味になる!

    美術館は、子供たちの感性や知的好奇心を育むだけでなく、親子の会話を深める素晴らしい機会になります。

    思春期に差しかかっているお子さんの気持ちを尊重しながらどの作品が気になったのか、どう感じたかを話し合う時間は、きっと家族の絆をより一層深めるでしょう。

    また、旅行で美術館の選択肢があると天候に左右されることが少ないのも魅力です。

    鑑賞の仕方は自由で、「これが正解」はありません。

    お子さんたちが自分なりの楽しみ方を見つけられるよう、温かくサポートしてあげてください。夏の家族旅行の思い出を、アートと共に特別なものになるといいですね。

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    この記事を書いた人

    子育てしながらお家で働く幼稚園児、小学生2児のママです。
    事務員を経て在宅でWebライター・ブロガーをしています。
    子育て中のパパママに役立つ情報をお伝えしていきます。

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