「子供のご飯につきっきりで気づけば時間が過ぎている。」
「自分のご飯を食べている時間がない」
2人育児をしていると、自分時間なんて夢のまた夢、食事やトイレもままなりません。
私自身3歳差2人きょうだいの育児真っ最中ですが、下の子が離乳食を初めた頃~イヤイヤ期は、ご飯のことばかり考えていたように思います。
そこでこの記事では、2人育児でご飯が食べられない理由や、ご飯を食べるときの工夫などをご紹介していきます。
私が最終的に取り入れた方法は、先に自分が食べる!です。
理由などは後ほどご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
2人育児でご飯を食べれないのは要領が悪い?
「2人育児で自分のご飯が食べれないのは、自分の要領が悪いせいだ」なんて自分のこと責めていませんか?
子供を出産すると母親はホルモンバランスなども大きく崩れますし、睡眠不足の中で家事も育児もこなすことになります。
ちょっと洗濯物を畳むにも、赤ちゃんや子供の要求にこたえるのに中断しないといけないですよね。
いままでちょっとしたことだったものが、できなくなって当然です。
そんな中で完璧を目指さなくていいんです。
2人育児で時間がなくてもママがご飯を食べるべき理由
2人育児できょうだいの年が近いと、上の子は赤ちゃん返りするし下の子はずーっと泣いているしで、ママがほっとできる時間がほとんどないですよね。
でも夜中の授乳などもあるのでママの体力はできるだけ温存しておきたいですし、健康にも気を付けたいものです。
あすか製薬が運営する女性と体の健康に関するMint+のホームページにも、産後のママの食事の大切さが書かれています。
産後のカラダ回復のため、おすすめの栄養素を取り入れたバランスのよい食事をとりましょう!
Mint+ホームページより引用
出産での体のダメージは交通事故にも相当するといわれているくらいなので、その体を回復させるためにもママもしっかりと食事をとる必要があります。
2人育児でご飯が食べれない解決法
2人育児でご飯が食べれないときの困ったで、ご飯にまつわるシーン別に問題と解決策をご紹介します。
作るときの困った
2人育児では、食べる以前の作るときからもう大変です。
泣いている状態がいつもと同じであれば、夕食づくりの20分と割り切って泣かせたまま調理をしてしまいましょう。
夕方って一日の疲れがたまっているのか、機嫌が悪くなるんですよね。
私は実母の「泣かしといたほうが肺が強くなるから、ほったらかしだって自分を責めなくていいんよ」という言葉に救われました。
ただし、泣き方がいつもと違う場合は、病気や誤飲などの恐れがあるので注意が必要です。
抱っこをしたまま調理をするのは危ないので、私はおんぶひもでおんぶをしながら調理をしていました。
大きくなってくると足などバタバタさせて危ないので、なるべくレンジを使って火を使わないようにしていました。
料理などで目を離せない時間帯は、二人一緒でいることで起こる事故を防ぐために、ベビーゲートやキッズテントなどで一人ずつ離してそれぞれ過ごしてもらうようにしていました。
今日は何をやってもダメだ!そんな日もあります。
そんな日のために、市販のベビーフードや幼児食のストックは用意しておきましょう。
がんばっている真面目なお母さんほど、市販のものに抵抗があるかもしれません。
でももし震災が起こった時に、市販のものに慣れていなくて食べるものがない困ったとなることがあるんです。
【子どもお墨付き】冷凍幼児食mogumo なら、栄養管理士監修の幼児食がレンジや湯せんですぐに食べることができます。
食べるときの困った
食べるときは子供を優先しがちですが、ママが先に食べたほうが意外と子供もすんなり食べることがあるんです。
子供のご飯はいつ食べ終わるかわからなくても、自分はどのくらいの時間がかかるかわかりますよね。
終わりがわかっていると、気がとても楽になるんです。
遊んで食べないのをどうにかしているうちに、自分も食べる時間が無くなる。よくありますよね。
遊んでいたらほっておいて、先にママが食べてしまいましょう。
注意するとかまってもらえると思って、余計に遊びだしたりします。
ママが口の中で噛んでる間に、子供の口に「○○ちゃんのお口にもご飯、入りまーす」などとやりながらなるべくママも子供と一緒に食べるようにしましょう。
その際、早食いしすぎて喉に詰めないように注意してくださいね。
私自身いまだに早食いのクセが抜けず、しゃっくりが止まらなくなることが、しばしばあります。
赤ちゃん返りでお世話が増える子もいれば、お姉ちゃん(お兄ちゃん)アピールをしたがる上の子も。
喜ばしいことなんですが、これはこれでお世話が増えるんですよね。
- お茶のお替りを自分で入れたがる
- 汁物などに危なそうなものを運びたがる
余裕がない時は、ママっていろんな危険センサーが敏感なので「こぼれる!」「落とす!」「ギャーもうやめてー」となってしまいがち。
子供にいろんなことは経験させたいけど「今じゃない感」がすごいんです。
子供の持ちやすいピッチャーを使うなどして、乗り切るようにしました。
後片付けの困った
食べ終わった後にもまだまだ待ち受ける、試練の数々。
一つ一つ解決していきましょう。
食洗器をフル活用しましょう。
食洗器を買っているのに洗い物が多いと感じているなら、おしゃれな食器は大きくなってからと割り切って、食洗器対応の食器をなるべく使いましょう。
もう今日は体力が残っていない!そんな日は紙皿、紙コップでもいいんです!
震災が来た時の訓練にもなります。
食事の前に子供の席の下にはマスカーテープを貼って、食事が終わったらポイしましょう。
マスキングテープと養生シートが一緒になったもので簡単にシートを床に張り付けられるので子供のお絵かきやスライム遊びにも重宝します。
布巾や雑巾は使い捨てのものを使用し、煮沸や消毒などの手間も省くようにしていました。
まとめ
ママが産後にご飯をゆっくり食べることができないのは、要領が悪いせいではないんです。
本当はパパが早く帰ってきて協力してくれるのが一番だけれど、お仕事の時間の都合やそもそも協力的ではなかったりむずかしいことも多いですよね。
体力がいる育児中は、積極的にママがご飯を食べて、自分の体調とご機嫌を優先しましょう。
いつ頃までこのしんどい状態が続くのかは個人差が大きいですが、うちは下の子が3歳くらいが一番のピークでした。
大変な時期を少しでもラクに過ごせるように、この記事がお役に立てると幸いです。