子連れの旅行は、荷物を少なくしたい!
大人だけならまだしも、小さな子供たちはハプニングがつきものなので心配すればするほど持ち物も増えます。
でも持ち物が多ければ多いほど、行動が制限されたり、事前の準備も大変になります。現地でどこに何があるのか探すのも一苦労です。
そこでこの記事では
- 子連れ旅行の荷物を、少なく効率的に準備したい
- 子連れ旅行で現地で、カバンの中を探すのが大変!収納のコツを知りたい
こんなお悩みを解決していきます。
私は旅行好きの夫に振り回されながら、旅行での荷造りをたくさん経験してきました。
この記事で、振り回されながらも工夫を重ねた、子連れ旅行での荷物を少なくする方法をご紹介していきますね。
子連れ旅行で荷物を少なくする4つのステップ
快適に子連れ旅行を過ごすには、事前準備が大切です。
子連れ旅行の荷物を少なくするための工程を、次の4つのステップに分けてご紹介します。
子連れ旅行中の行程を考える
まずは、旅行先での天候やアクティビティなどの行程を確認し、起こりうるアクシデントを考えます。
- 旅行先の気候、天候を調べる
- 旅行の目的、アクテビティを考える
- 起こりうるアクシデントを考える
さっそく、具体的にご紹介します。
子連れ旅行に必要なものをリストアップ
先ほど考えた、旅行の行程や天候、考えられるアクシデントから必要なものをどんどんリストアップしていきます。
この工程では思いつくまま、どんどんリストアップしていきましょう。
このリストは、紙に書くのもいいですが、おすすめはスマホのメモアプリです。
あとからリストの順番を並べ替えができたほうが「人ごとに確認」「用意する場所ごと」などに並び替えするなどできます。
一度リストアップすると、次回からの旅行にも応用が利きます。一番最初は大変ですが、しっかりとリストアップしましょう。
旅行先の気候、天候を調べる
旅行先の天候や、気候を前もって調べておくことで「アウター」が必要かなどある程度予測がつきます。
また雨予報の場合は、雨具の用意。
濡れた時のための予備の服などが考えられます。
旅行の目的、アクテビティを考える
旅行の目的によって荷物も変わります。
海に行くなら水着やサンダルなどが必要になりますし、雪の降る所へ行くならスノーブーツなども必要になってくるでしょう。
水中カメラなど、きっと今回しか使わないというようなものは、モノカリでのレンタルだと空港やホテルでの受け取りも可能なので荷物を減らすことができ便利ですよね。
スノーブーツやサンダルなどの季節ものの靴はシーズンに何度もはかないのであればKutoon などでレンタルする手もあります。
子供の靴ってすぐサイズアウトするから、このように用途の限られた靴がレンタルできるのはとても便利です。
起こりうるアクシデントを考える
子供にアクシデントはつきものです。
ただ、子供によってよく起こるアクシデントは違います。
例えばうちの子、外出先のアクシデントで、特によくあったのはこの二つです。
- 酔いやすいので、対策がいる(酔い止めや袋、着替えなど)
- よくおむつからウンチが漏れる(ペットシートなどの防水シートを車のシートにあらかじめ敷いておく)
\見た目が気にならない/
\ポケットで嘔吐をキャッチ/
\車のシート汚れ対策に/
【番外編】朝、出発直前にカバンに入れるものリスト
リストの中で、先にカバンに詰められるものと「当日の朝でないと詰められないもの」がわかるようにリストを作りましょう。
メガネやコンタクトに関するもの、歯ブラシ、へワックスなど当日の朝まで使うものは、直前でないとカバンに入れられないですよね。
コンタクトは旅行時だけ、1dayタイプを使うと便利です。
子連れ旅行で荷物を少なくするための工夫
必要なものがリストアップできたら、ここからはどんどん減らしていきます。
減らすんだったら、最初から少なく考えたらいいじゃない?と思うかもしれません。
しかし最初に必要なものを思いつくまま出し切ったほうが、取りこぼしがなくなるんです。
しっかりリストアップしたら、減らす工程に移りましょう。
現地で用意できるものはないか考える
宿泊先にコインランドリーなどのサービスがあるか、周辺にドラッグストアがあるかどうかを事前にリサーチしましょう。
Google マップや旅行アプリを利用して、現地の施設やサービスを確認しておくことが重要です。
コインランドリーサービス
旅先で手軽に洗濯ができるコインランドリーサービスを活用すると、持っていく衣類を減らすことができます。
旅行から帰ってからの洗濯物の山。
家族は帰ってきてのんびりしているのに、何で私だけこんなにやることがあるんだ?と憤慨しているママさん、宿泊先で洗濯物をすましてしまいましょう。
夏など汗かきな子供のためにたくさんの衣類を持っていくママも多いかもしれませんが現地で洗濯できればその衣類が減らせます。
ホテルなどにはコインランドリーがあることも多いですし、周辺にコインランドリーがある場合もあります。
事前に営業時間などを調べておき、ご飯を食べている間の時間などを使って時間を有効活用しましょう。
ただし、設備が古いものだとロックがかからない機種もあるので、洗濯中に衣類を盗まれるなどのいたずらをされる恐れもあります。
「ロックがかかり、その場をはなれられるか」「営業時間」などはしっかりと確認するようにしましょう。
ベビーカー、子供イスのレンタル
大型のベビーカーは現地でレンタルすると、荷物を減らすことができます。
宿泊先でレンタルの利用が可能かどうかを確認し、必要なものを現地調達すると効率的です。
またテーマパークや、大型ショッピング施設などでも、ベビーカーのレンタルがある施設があります。
「事前予約できるのか?」を調べて、予約しておくと安心です。
宿泊先近くにドラッグストアがあるか
ドラッグストアがあると離乳食や、おむつを必要最低限にしても足りないと思ったら買い足せるので便利です。
ただしお店が小規模で品ぞろえが良くない場合もあるので、地図アプリの口コミなどで子供や赤ちゃんに向けたものが豊富にあるか確認しておくとよいでしょう。
またこちらも行く場所によっては、思ったより早くお店が閉まって困ったなんてことにならないように「営業時間」のチェックは忘れないようにしましょう。
子どもの好みや性格を考慮する(おもちゃ、暇つぶし)
行先がテーマパークなど待ち時間が発生しそうな場所の場合は、暇つぶしも考えておく必要があります。
こちらの記事に子供との暇つぶしをシーンごとにまとめているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
子連れ旅行で荷物をコンパクトに要領よく収納する方法
持っていく荷物を減らした後は、さらに荷物をコンパクトにまとめる工夫をしましょう。
ここからは子連れ旅行で荷物を少なくするための、便利なグッズをご紹介します。
圧縮バッグを使って整理
圧縮バッグポーチは、衣類や小物をコンパクトにまとめられる便利なアイテムです。
荷物をコンパクトにまとめ、人ごとやシーンごとなどに荷物の整理整頓がしやすくなります。
圧縮バッグは特に、冬旅行でかさばる衣類の整理に活躍します。
おすすめは、人ごとの整理ではなくシーンごとや種類で分けることです。
例えば我が家では、アウターを一つの圧縮袋に家族分まとめています。
一人が寒いと言い出すと、全員がつられてアウターを着ることが多いので、一度に出せたほうが便利なんです。
圧縮バックはその名の通り、圧縮してくれるので荷物のかさを減らすのに活躍してくれます。
しかし、デメリットもあって型崩れしては困るようなもの(ワイヤーなどが入っている下着など)、しわが付きやすいものは圧縮すると、型崩れしたりしわがつくのでおすすめできません。
そういったものは次にご紹介する、トラベルポーチが便利です。
トラベルポーチ
トラベルポーチは、衣類や洗面具、化粧品などこまごまとしたものを種類ごとや人ごとにまとめておけるので、カバンの中でどこに何があるのかわかりやすくなります。
圧縮バックではしわがついてしまう洋服(カッターシャツなど)や、ワイヤーが入った下着など型崩れすると困るものに最適です。
トラベルポーチは、家にあるポーチ類を活用してもいいですが、セットで購入したほうが旅行カバンに入れたときにおさまりが良いです。
そのため専用のものをセットで購入したほうが、家にあるものを使うよりさらにすっきりとストレスを減らして、荷物をまとめることができます。
洗濯ネット
旅行に持っていく衣類の中には「一日着たら着ないもの(下着類)」もあればアウターなどは「ほかの日も着まわすもの」が出てくると思います。
そんな「もう着ないもの」と「着るもの」が混在していると旅行二日目、三日目になるとややこしいです。
そのため我が家では洗濯ネットをもって行き「もう着ないもの」は、どんどんその洗濯ネットにいれていくようにします。
ポーチやカバンに詰めるときのコツ
ここまできたらあとはカバンに詰め込んで、完成です。
圧縮バッグやトラベルポーチに入れる際に、人ごとに入れるのもいいですが
- シーン別
- 目的別
に詰めると旅先での荷物の出し入れがしやすいです。
シーン別というのは、例えば「お風呂セット」
男女別に分けた着替えと洗面具を詰めておけば、旅行先で大浴場や温泉に行くときもスムーズです。
目的別は「寒い時に羽織るもの」「ヘアセット」などです。
あとは当日の朝に入れる荷物を、忘れないようにしましょう。
まとめ
子連れ旅行は子供を楽しませてあげたいけれど、自分も楽しみたいですよね。
準備や帰ってきてからの負担を減らすのはもちろんのこと、荷物がコンパクトにまとめられていると「あれ?どこだ?」が減り旅行中のストレスが格段に減ります。
最初のリストアップは大変ですが、一度作ってしまえば、次回からの旅行に応用が利くのでさらに快適に旅行の準備ができるようになります。
ぜひこの記事を参考に子連れでも、親のストレスを減らして快適で楽しい旅行を満喫してくださいね。