3歳の子供が、ご飯の時間になると機嫌が悪い。
せっかく作ったのに!
特にイヤイヤ期の3歳、4歳頃のご飯食べないはイヤイヤ期と重なって本当に手こずります。
子供がご飯を食べない問題、ほんとうにストレスが溜まるししんどいですよね。
ご飯を食べなくて、ほっとくのはアリか?についてはアレコレ構うことをやめるという意味ではアリと思っています。
ただし何日も放置するのはよくありません。
そんな、どうにかして食べてほしい3歳児の食事。
- どうして食べてくれないの?
- 放置しても大丈夫?
- 好き嫌いってどうすればいい?
- どんな工夫がある?
この記事では、現在幼稚園児と小学生を育てている筆者がどのようにして3歳頃のご飯食べない問題を乗り切ったかも交えながらアプリや便利サービスを使った解決法をご紹介していきます。
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子供がご飯を食べないとストレスに感じる
せっかく作ったのに、食べてくれない。
ストレスを感じる大きな原因って、ここですよね。
子どものことを思って薄味に作ったり、大きさを考えたり、普通にご飯を作る以上に子供のご飯って手間がかかります。
これだけ手間をかけたのに食べてくれないことが続くと、ストレスが溜まって当然です。
あげくのはてにギャン泣きされたり、放り投げられるとか
うん、ほんとこっちが泣きたいよって何度思ったことか
子供がご飯を食べないことにストレスが溜まりますが、なぜ食べないのかその理由に迫ります。
子どもがご飯を食べない理由5つ
そもそも子どもがご飯を食べない理由には、どんなものがあるのでしょうか。
よく聞く5つをご紹介します。
味の好みの変化
味付けが濃ければ、良いというものでもなく、かといって離乳食の時のまま薄味すぎると、だんだん食べてくれなくなることも。
ちょうどよい味付けとか、わからない!
幼児食の味付けや濃さなどは、保育園・幼稚園で給食を作っている人に、確かめるのが一番です。
お試し保育などで給食があれば、試食もできてラッキーです。
子どもにあった味付けなどを、実際に自分も食べて試すことができます。
給食の試食会は、大チャンスなんです。
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かみ心地や舌触りが気に入らない
大きくなるにつれて、柔らかすぎると気持ちわるいと言い出す子もいます。
逆に「ほうれん草は柔らかいから食べられるけど、小松菜はシャキシャキしすぎて食べられない」など子どもによっていろんな好みがあります。
うちの下の子は麺類で、うどんやそばラーメンは好きなのに、なぜかパスタだけがダメでした。
噛み心地や舌ざわりは大人が思っている以上に、子どもは気にすることが多いようです。
食事に興味がない
そもそも食事に興味がない子もいます。
少食の子などは、無理に食べさせられると苦痛なだけです。
この子にはこの子の容量があるんだなと、どーんと構えていましょう。
というのも私自身が子供の時、このタイプでした。
無理に食べさせられると、食事自体があまり楽しいと思えなくなってしまいます。
もちろん急激に体重が落ちているなど、何か問題がある場合は、小児科の受診をお勧めします。
お腹が減っていない
おやつなどの食べ過ぎや、体をあまり動かしていないなどお腹が減っていない場合もあります。
お腹いっぱいじゃ、大人も無理には食べられないですもんね。
梅雨や雪の外で体を動かしづらい時期は、室内遊びでも体を動かせるように工夫してあげましょう。
アレルギーなど病気の可能性
食べないのはもしかしたら、アレルギーがある可能性も。
口の中など見えない部分がかゆくなっていたりで、親が気づけないこともあります。
いちど小児科で、アレルギー検査をしてもらうのも良いでしょう。
ストレスを感じないための考え方
ご飯の時間が近づくにつれて気が重い。
そんな毎日嫌ですよね。
子どもがご飯を食べないことに、ストレスを感じないためには、どうすればいいのでしょうか。
手間をかけすぎない
これって旦那に対しても言えるんですけど、なぜか手間をかけた料理に限って食べないんですよね。
なんかレンジであっためただけとかの、料理とも呼べないような料理の方をがっつかれたり。
そうなると特に料理が好きなママだと、ママ自身の自己肯定感が、下がってしまいますよね。
もし簡単な料理の方が食べてくれるなら、しばらく子どもの料理に手間をかけるのやめてみませんか。
ふかしただけのじゃがいもとかしか食べない場合
「素材の味がわかる子なのね」「楽でいいわ、ラッキー」くらいの気持ちでいきましょう。
食べたらラッキーくらいの気持ちを持つ
2歳、3歳くらいの幼児食の時期ってちょうどイヤイヤ期とも重なるので、何か地雷を踏んでは機嫌を損ねるなんてこともしょっちゅうです。
体重や身長などが成長曲線内に入っているのであれば、一食ぐらい食べなくても、次に食べるときにお腹が減って食べるかもしれません。
嫌がるのが普通だと、自分へのハードルを下げておくと少しは楽ですよ。
好き嫌いをなくさなきゃなど考えすぎない
好き嫌いはない方が便利かもしれませんが、バランスよく栄養が取れているのであれば、それほど気にすることはありあません。
好き嫌いがあると将来困るのでは?と心配になるかもしれませんが、大人になると好みが変わることもよくあります。
無理に食べさせて、食事が楽しくないものになる方が、大変です。
放置しても大丈夫?
あまりに食べてくれないと、食べる気になるまで放置しておこうかなんて考えが頭をよぎることもあります。
一日全体で考えて量を食べているのであれば、時間をずらすなどの放置ならアリですが、注意が必要な場合も。
注意が必要なのは、いつもは食べてくれるのに、急に食べなくなったなんて場合です。
何か病気が隠れていることもあります。
実際にうちの子も風邪などで熱が出る前など、いつもより食べなくなることが多くありました。
気になることがあれば放置せずに、お医者さんの判断を仰ぐようにしましょう。
保育園・幼稚園では食べるのに家で食べない、何が違うの?
保育園・幼稚園では給食を食べているのに家では食べない。これもストレスに感じることありますよね。
なんで自分の作ったご飯は食べてくれないんだろうと、自分を責めなくて大丈夫です。
環境などの要因もあるんです。
お友達が食べているから食べる
周りが美味しそうに食べていると「私も食べられるかも」と食べるようになることも多いです。
お友達がすごいとほめてくれたから、食べるようになったなんてことも。
ただ、家ではお友達と毎回食べるわけにはいかないですよね。
そんな時は大好きなぬいぐるみやキャラクターでアテレコしてみましょう。
ママやパパと同じことを言っているのに、好きなキャラクターだとがんばれちゃうことがあるんです。
先生の紹介の仕方がうまい
子どもたちが苦手そうな食材が入っている時に、前もってその食材が登場する絵本を読みきかせる、もしくは先生のエピソードを話すなど工夫されている印象があります。
保育園のHPにも絵本と連動した食育が紹介されています。
絵本で親しんだ食べものを実際に目にし、触ったり、香りをかいだり、そしてそれを美味しく食べる…
子どもたちにとっては、とてもワクワクする体験なんです!
引用:ちゃいれっく保育園HP
うちの子は、なすが苦手だったんですが幼稚園で食育の機会があり、実際に触ったり育てた農家さんの話を聞いてから食べられるようになりました。
とは言えですよ、家でこんなこと毎日するのはかなり大変です。
食材の固さが年齢に適したものになっている。
茹で具合や炒め具合など、子どもに合った調理法になっていますか。
私自身子どもの頃は、小松菜のシャキシャキした食感が嫌いでした。
キャベツも同じく食感が苦手でしたが、レンジなどで柔らかくすることで食べられるようになりました。
ただ、下の子はキュウリなどシャキシャキした野菜が好きなんです。子供によって好みの違いがありす。
子どもに適した固さかどうか知るために、幼稚園や保育園で給食の試食会があれば、積極的に参加することをお勧めします。
楽しく食べるための工夫6つ
自分から進んで食べるようになるためには、食事の時間が楽しいものだと思うようになることも大切です。
子どもが楽しく食べるための工夫を、ご紹介していきます。
自分でトッピングさせる
年齢が小さいと遊び食べにつながって、余計にストレスになるということもありますが、3歳くらいのある程度の年齢で食べない場合はこの方法はおすすめです。
イヤイヤ期真っ最中で、なんでも自分で「決めたい」「選びたい」お年頃にピッタリの作戦です。
- 自分好きな具材を、パンに巻いてラップサンドづくり
- ピザのトッピングのお手伝い
お気に入りの食器を使う
お気に入りのキャラがある場合は、そのキャラの力を思う存分借りましょう。
食べたら「〇〇(キャラクター名)がこんにちわしてくれるよ!」
「あ、〇〇(キャラクターの名)がでてきた!」
あの手この手で、食べさせていました。
\我が家で活躍したのはこれ/
お皿以外に、我が家で子供がご飯を食べないときに、買い替えたのはスプーンとフォークです。
うまく麺やご飯をキャッチ出来たほうが、子供の「できた!」が増えてご飯の時間のイライラが減ったようでした。
フォーク
- 溝がついているのでしっかりキャッチ
- スプーンのようなカーブで扱いやすい
スプーン
- 先が平らですくいやすい
- カーブが深いのでスープもOK
食事時間のルーティーンづくり
幼稚園や保育園って、食べる時間や食べる前にすることが決まっていますよね。
家でも時間や食事前には手を洗うとか、お気に入りの歌でさそうとか、これをしたらご飯が始まるという決まり事を作りましょう。
食育番組を見る
幼児向けの食育番組は本当にお世話になってます。
番組で出てきた料理は、だいたい子どもの好物になります。
食レポ番組
食育番組ではないですが、我が家では美味しそうに食べる食レポ系の番組が大好き。
もともと外食大好きな夫が見ていたのですが、いつのまにか子どもたちにはまり見るように。
ご飯を食べるときによく食レポごっこをして、楽しむようになりました。
家庭菜園をする
もし時間に余裕があればですが、やっぱり自分が育てたものって美味しく感じるんでしょうね。
我が家ではミニトマトや、スナップエンドウを良く育てています。
特に収穫を子どもにしてもらうと「私が獲ったトマト美味しい?」など得意げに聞いて、子ども自身も満足げに食べています。
家庭菜園が難しいようだったら買い物もおすすめです。自分が選んだ野菜だとなぜか不思議と食べだすことが多かったです。
食育アプリに頼る
今までご紹介したものは、いろいろと準備が大変何かもっと手っ取り早く子供が、食べることに興味を持ってくれるようなものはない?という方におすすめなのがポカリスエットでおなじみの大塚製薬の食育アプリもぐもぐタウンです。
実際に食べる食事を撮影し、キャラクターを集めるのが楽しくて食事の時間が楽しみになるお子さんが増えています。
アップルストアのレビューも4.8と高評価(2024年9月20日現在)でした。
このゲームをきっかけに食事がかなり前向きになり、もぐみんを集めるために献立のレパートリーを求められるようになりました…親としては嬉しい悲鳴です💦
このアプリで食に興味を持ち始めたら、mogumo
まとめ
子どもの食事は一回うまくいっても、次はうまくいかないこともよくあります。
もしかしたらそれは、子どもが成長して何かを学習したのかもしれません。
「あら、賢くなったのね」と前向きにとらえましょ。
しんどい時はアプリやテレビの力を借りて柔軟に乗り切りましょう。
ぜひこの記事を参考に、肩の力を抜いてみてくださいね。
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