「雪遊びデビューは、いつからできるのかな?」
そう悩んでいるパパ・ママへ。初めての雪遊びは、子供にとっても、そしてパパ・ママにとっても、忘れられない思い出になるはずです。でも、同時に、たくさんの不安もあることでしょう。
「寒くて大丈夫かな?」
「怪我をしてしまったらどうしよう?」
「楽しませてあげられるかな?」
そんなママたちの不安を少しでも解消し、初めての雪遊びを安心して楽しめるように、この記事では、実際に2人の子どもたちを連れて毎年雪遊びに出かけている筆者が、準備から当日の過ごし方まで、詳しくご紹介します。
雪遊びデビューはいつからの答えは、0歳でもOK
雪遊びを始められる年齢に決まったものはありませんが、一般的にはお座りできれば、雪遊びは0歳頃からでも楽しめます。
ちなみにうちの場合は、上の子が3歳、下の子は0歳の時に雪遊びデビューをしました。
下の子はつなぎのウェアを着て抱っこ紐で散策。
たまに雪の上で転がるといった感じです。
きょうだいがいる場合はこのように、下の子のデビューが早まりますが一人目であれば、2~3歳くらいが大人も楽しめるのではないかと思います。
(実際に0歳を連れて行っても私はほぼ授乳やおむつ替えをして、パパが上の子と遊んでるといった感じだったので)
お子様の体力や寒さに耐えられるかなどを考慮して、無理のない範囲で始めましょう。
雪遊びにはどんな効果がある?
雪遊びならではの効果があると、連れて行った甲斐もあるというもの。
子供の雪遊びにはどんな効果があるのか見てみましょう。
五感を刺激して感性を育む
雪の感触や冷たさなど、普段の遊びとは異なった感触に触れるだけでも、子供の感性はどんどん刺激を受けて成長します。
ふわふわの雪もあれば、踏み固められてカチコチに氷のようになった雪などもあり、感触の違いを楽しむのも良いですよね。
創造性を育み、想像力を膨らませる
雪だるまを作ったり、雪玉を並べてみたりすることで子どもの創造力がどんどん膨らみます。
慣れてくるとどんどん大きなものを作りたがる子供も。
手持ちできるスコップ、シャベルなどを持っていくと楽しいですよ。
お砂場のセットをきれいにして持っていくと良いですよね。
全身運動で心も体も大満足
雪の上を歩くのは、想像以上に体力を使うものです。
特に踏み固められていないふわふわの雪を歩くのは、雪に足を取られて前になかなか進まなかったりします。
雪の降り積もる場所ならではの体験に子どもたちのテンションも上がります。
他にも、そり遊びでバランス感覚を身に着けるなど、普段は体験できないことで楽しく全身を使った運動ができます。
雪遊びの準備は万端?持ち物リスト
普段の遊びとは違った準備が必要な雪遊びの持ち物。
せっかくの雪遊びを楽しい思い出にするためにしっかりと準備をして出かけましょう。
- スキーウェア
- スキーウェアの下に着るもの
- 厚めの靴下
- グローブ
- 帽子
- 靴(防水・防寒機能のあるもの)
- 小さいリュック
- ソリや雪遊びおもちゃ
- おむつ・着替え
- ミルクや飲み物
- ちょっとしたおやつ
- 日焼け止め
- ビニール袋(大きいごみ袋サイズも)
防寒着
- スキーウェア
防寒・防水機能の付いたウェアを用意しましょう。せっかくの雪遊び。
子どもには全身で雪を体感してもらいたいものです。というか気が付くとテンションが上がって雪まみれになってしまうことも多いので、防水機能のあるスキーウェアなどが適しています。
- スキーウェアの下に着るもの
雪遊びで厄介なのが、意外と汗をかくこと。
そのため、吸水性の良い下着・長袖Tシャツ・ニットやフリースを重ねて調整しましょう。
我が家では普段の冬服もそんな感じなので、普段着で行って現地で上からウェアを羽織ります。
で、帰りに汗をかいていたら着替えるのが定番。
着替える回数も少なくて済むので、子供にも負担がかからないと思っています。
- 厚めの靴下
足は汗をかきやすく意外と冷えやすいので、保温性が高いスキーソックスがマストです。また生地が厚いのでクッション性も高く動き回るお子さんの足の保護をしてくれるという点からも普段のソックスではなく、スキーソックスを履くことをお勧めします。
グローブ
雪だるまを作るなど雪を触って遊ぶなら防水性のあるグローブが必要です。3歳ぐらいまでなら着脱しやすいミトンタイプがおすすめです。
帽子
帽子は耳まで覆える温かいニット帽などを用意しましょう。
スキーやスノーボードなどゲレンデデビューをする場合は、ヘルメットもあると安心ですよ。
靴(防水・防寒機能のあるもの)
駐車場からスキー場レンタル施設などが入っている場所まで、距離がある場合があります。
その際、防寒防水のある靴でないと濡れたりして足が冷えてしまうので、できれば靴は防寒・防水機能の付いたスノーシューズなどを持参するのがおすすめです。
小さいリュック
スキー場で貴重品や水筒・おむつ、おもちゃなど持ち歩くために小さめのリュックがあると便利です。
その他
ソリや雪遊びおもちゃ
子供用のスノーパークが充実したところであれば遊具などもありますが、そうでない場合はソリや雪玉を作る型、シャベルなどを持参すると楽しめますよ。
おむつ・着替え
普段のお出かけと同じように、おむつや着替えを用意ししておきましょう。
また、捨てる場所が少ない時のために袋なども持参しておくと安心です。
ミルクや飲み物
ミルクのお湯は、持参しておいたほうが便利です。
また天候によってはとても冷えるので体を暖めるためにも温かい飲み物などあれば重宝しますよ。
特に子供連れだと自販機の場所が遠かったりすると、移動も大変です。
ちょっとしたおやつ
雪の上は意外とお腹が減るもの。
現地で外食するにしてもアメ玉などのちょっとしたおやつがあると便利です。
日焼け止め
忘れがちな日焼け止め。
特に天気のいい日は雪からの照り返しもきつく、かなり日焼けしてしまいます。
海水浴のように何度も塗りなおす必要はないので家で塗っていってもいいですが、塗り忘れの無いよう注意しましょう。
ビニール袋(大きいもの)
何かと濡れるハプニングの多い雪遊び。
ソリや雪遊びのおもちゃを車内に戻す時や、脱いだスノーウェアを入れるのにゴミ袋を何枚か持参しておくと車内が水浸しになりません。
雪遊びはどこでできる?子連れ雪遊びはキッズパークのあるスキー場がオススメ
まだスキーやスノボデビューには早い子どもにはキッズパークなど子供の遊び場がちゃんと区別されたスノーパークに行くのがおすすめです。
というのも下のほうで雪遊びするだけだからと思っていても案外すごいスピードでスキーやスノーボードで突っ込んでくる人が多く、危険を感じたことがあったんです。
特になれない雪遊びデビューでは、キッズゲレンデやキッズパークといった名称が行きたいスノーパークにあるか確認するのがおすすめです。
雪遊び中の注意点と安全対策
雪遊びする場所は傾斜になっていることも多くあるため、お座りを始めたばかりの赤ちゃんなどからは目を離さないようにしましょう。
また子供は大人よりも寒さを感じにくかったり遊びに夢中で知らない間に冷えたりすることも少なくありません。
大人のほうで時間を見計らってこまめに休憩などをとるようにしましょう。
初めての雪遊びよくある質問
ここからは初めての雪遊びに多い質問をまとめました。
- ウェアは買うのとレンタルどっちがいいの?
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ワンシーズンに1回しか行かないなど頻繁に使う予定が無いのであれば、サイズアップも早いのでレンタルのほうがお得と言えます。
ただソックスや帽子などの小物はレンタルが無いことが多いので、購入する必要があります。
行く予定のスノーパークで何がレンタルできるのか、サイズはあるのかを確認し予約できるのであれば予約しておき、足りないものは事前に購入しておきましょう。
- 雪遊びの後に気を付けることは?
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日焼けなどでお肌が乾燥状態になるので、帰った日のお風呂上りは念入りに保湿などのスキンケアをしてあげてください。
- 子供のゲレンデデビュー(スキーやスノボ)はいつから?
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自分でトイレなどの意思表示ができる3~4歳頃からと言われています。ただスクールなどは5歳以上や小学生からを対象としていることが多い印象です。
安全性を考えるのであれば5歳くらいが、ゲレンデデビューの目安と言えるでしょう。
- そり遊びは何歳からできる?
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そり遊びはお散歩程度のものもあれば、そり滑りのようにスピードの出るものも。
そりを親が引いてゆっくりお散歩程度なら、お座りができれば0歳でも可能です。
そり滑りのようなスピードが出るものは1歳頃から楽しめるでしょう。
ただし最初は親が一緒に後ろに乗ってそりをコントロールしたり、あまりスピードの出ない傾度の緩い坂での遊びがおすすめです。
\子供を乗せてお散歩に!ベルト付きで安心/
\親も一緒に乗って楽しもう/
まとめ
初めての雪遊びはしっかり準備して、思い出に残るものにしたいですよね。
この記事を参考にお子さんの雪遊びデビューが思い出深いものになるよう願っています。